『こころの正直なところ』

よしもりたけはる


よしもりたけはる


背中の方でする、音。ないているのかな?話しかけているのかな?わからないけれど、聞き覚えがあるような、ないような。ほんとうは、わかっているけれども、常に聞かされているけれども、耳をふさぎ、口を閉ざしている、のではないかとも思う。そんな音、


今日のように、ぽかんと、空くときがある。忙しい時には、忙しさの中で必死に解を求めるのに、今日のように空いた日こそ、あの忙しさの中で求めていた解とじっくり向き合うべきなのでは。と言い聞かせている、自分に、また今日も。


よしもりたけはる


よしもりたけはる

2017-05|よしもりたけはる|『こころの正直なところ』